男性ホルモンと更年期障害の関係

男性ホルモンと更年期障害の関係

男性ホルモンと更年期障害の関係

更年期障害というと女性の病気というイメージが強いのですが、実は男性の方の中にも更年期障害を発症する方がいらっしゃいます。

 

加齢に伴うホルモンの減少は、性機能の低下をはじめとして、生活の質の低下をきたす症候群(PADAM)に分類されています。

 

その原因としては、男性ホルモンの中でも特にホルモン機能としての活性が高い「テストステロン」の減少が大きな要因として挙げられます。

 

本来、この物質は、若い男性で血液1mlあたり30〜40ナノグラム含まれています。

 

しかし最近では40代後半の男性を中心として、テストステロンの減少が目立つようになってきました。

 

 

テストステロンは、食生活と密接な関係を持つ物質として知られています。

 

ですから、男性ホルモンの減少を防止する方法としては、「栄養バランスに気を配る事」が何よりも重要になってきます。

 

日頃の食事を見直し、必要があればサプリメントなどで栄養を補うようにすれば良いでしょう。

 

特に欧米食については動物性のタンパク質が多いため、ホルモンの活性低下が懸念されています。

 

タンパク質そのものはホルモンにとって重要な栄養素なのですが、摂りすぎには注意が必要です。

 

食事のメニューを見直す、そんな地道な方法から始めてみてはいかがでしょうか。

 

 

加齢とともに男性ホルモンは減少していきます。

 

医学的な方法としては、ホルモン剤の服用、漢方薬の利用などが挙げられますが、副作用の危険性を考えるとあまりおすすめできません。

 

やはり毎日の生活を見直し、健康的なライフスタイルを確立することこそが、最大の予防策といえるでしょう。

男性更年期障害が発症しやすい年代

冒頭でもお伝えしたように、更年期障害は女性だけでなく男性も発症する病となっています。その男性の更年期障害が発症しやすい年代ですが、一般的に40代後半から60代前半といった、いわゆる働き盛りの男性が中心になります。
というのも、男性は40代を堺に男性ホルモンの量が減少し始めるため、それと同時に倦怠感、頭痛、動悸、イライラといった何らかの体調不良が生じてきます。

 

ここまで聞くと、更年期障害特有の症状であると思われるかもしれませんが、女性との大きな違いは、「閉経」といった更年期障害と断定できる原因が、男性では判断が付きにくいことにあるのです。

 

特に、現代の社会はストレス社会と言われているように、様々な要因が複合的に絡み合って世に働く男性にのしかかってきます。
そうなると働く男性にとってはストレスが溜まりやすくなり、だんだん仕事に集中できなくなるケースへと至ってしまいます。さらに、真面目な方ほどストレスを抱え込んでしまう傾向があるため、早い方で30代から更年期障害になることも考えられます。

男性更年期障害(LOH症候群)の症状

身体的な症状:「体力減少型」

男性更年期障害になって一番初めに気付くのは体力の低下です。主に、頭痛、肩こり、倦怠感、動悸、ほてり、のぼせといった症状が代表的で、特徴としていつも以上に疲れやすくなります。
また、就寝時中々寝付くことができなかったり、眠りが浅く何度か目を覚ましてしまったりなど、睡眠時間が確保できないといったケースは、男性更年期障害によって起こる身体的な症状の特徴です。

 

さらに、筋肉痛も男性更年期特有の症状となっており、腕や肩、足・背中などの部位の筋肉がこわばってしまい、痛みが取れにくく、かつ筋肉のだるさを感じるようになるのも男性更年期特有の症状となっています。
この他に顔のほてりや体全体がカーっと熱くなったり、足元の冷えや多汗症、めまいや頭痛といった症状も男性更年期障害によるものです。

精神的な症状:「うつ型」

身体的な症状だけでなく、精神的な症状からも男性更年期障害を引き起こす要因となります。精神的な症状に関係する要素として、「うつ病」が挙げられます。
うつ病によって引き起こされる男性更年期障害の主なケースとして、職場で度々先輩や上司に怒られる度にストレスが溜まり、それが限界まで達すると今度は仕事をする気力がなくなるという事態に発展していきます。仕事に集中できなくなるというのは男性更年期障害ではよくあることとなっており、記憶力が低下したり、注意力が散漫になりやすくなります。

 

また突然火が付いたように怒り出すなど、意味もなくキレだしてしまうのも男性更年期障害によるものになります。普段は落ち着いているのに何かの拍子によってイライラしてしまう方は、要注意です。

性機能的な症状:「精力減少型」

男性更年期障害が進行すると、身体的・精神的な要因だけでなく、男性の性機能の低下にも及んでしまいます。性機能から見る男性更年期障害の主な症状は、性欲の低下、ED(勃起不全)などが挙げられます。
実は男性更年期障害になられているほとんどの方が、この性機能に障害を持っていることが判明されています。特に1ヶ月以上朝勃ちの生理現象が見られない場合は注意が必要です。

男性更年期障害になりやすい人って?

男性更年期障害にかかる人は主に、責任感が強い、几帳面である、負けず嫌いである、競争心が人一倍強いといった内部的な要因が考えられています。
これらを総合して、自己意識の高い人ほど男性更年期障害になりやすいことが言えます。また、本人の性格だけでなく、職場などの環境的な面も男性更年期障害を引き起こす要因となります。

 

例えば先輩や上司から重大な仕事を任され、その重荷に耐え切れず逆にストレスを溜め込んでしまったり、あるいは家庭内環境のトラブルで家族の関係が壊れたりなど、外部的な要因から男性更年期障害を発症することも考えられます。

 

このことから、男性更年期障害になりやすい人とは、本人の性格と環境の変化の双方の要因から起因することが言えます。

男性更年期障害になりにくくする為には

では、男性更年期障害にならない為にはどのような対策が必要となるのでしょうか?この事を考える場合、男性更年期障害の発症のしにくさを考えるのが妥当です。
つまり、男性更年期障害の発症を遅らせるための方法を考えていくのです。例えば男性更年期障害を発症している人は、とかく完璧主義的な思考を持つ傾向があります。
このような方は物事に対して異様な執着があり、自分が納得するプロセスに至るまで何度も頭をフル回転させています。

 

すぐに答えが分かれば問題はありませんが、考えても中々出てこない場合は、時間のロスだけでなく身体的ストレスに及んでしまいます。
このような事態を避けるためにも、自分自身を追い込むのではなく、楽観的な立場で物事に取り組めば良いのです。 例えば自分のペースで仕事を行ったり、睡眠は最低6時間以上取るようにするなど、自分の身の回りの部分から少しずつ取り組めるものからでも構いません。そうした無理のない行動計画を推し進めることで、徐々に男性更年期障害の発症リスクを抑えることができるのです。

男性更年期障害(LOH症候群)の原因

なぜ男性も更年期障害になるのか?
更年期障害になる原因はいくつか考えられますが、その中で最有力とされているのが、

1.加齢による男性ホルモンの減少
2.ストレスによる男性ホルモンの減少
3.日々の生活習慣による男性ホルモンの減少

が挙げられます。
男性ホルモンは男らしさ、たくましさを維持するうえで欠かせない物質です。この物質は年齢とともに分泌量が減少していく性質があり、働き盛りの年代である40代を堺に男性ホルモンが急激に減少していきます。一般的に40代の男性は社会人経験も豊富にあり、職場では中間管理職として部下と上司の板ばさみ状態に追われていたりなど、大変なことばかりです。こうした職場による過度のストレスはもちろん、家族関係が希薄していたり、住宅ローンなどの金銭問題がかさむことで気の休まる暇がないと感じ、「うつ」を発症することも珍しくありません。

 

男性による更年期障害で一番怖いところは、症状の特徴が「うつ」と酷似していることにあります。そのため病院で抗うつ剤を注射しても、それが更年期障害の根本的な解決には至らず、かえって症状を悪化させてしまう事態となってしまうのです。

男女のホルモンバランスの変調の違い

ホルモンバランスの乱れにより、男女問わず体に様々な不具合を及ぼす更年期障害。更年期障害に至るまで、男女のホルモンバランスの変調の違いはどこにあるのか紹介したいと思います。更年期障害はホルモンの量が減少して起こる病ですが、ホルモンの部分に着目すると、男性は精巣ホルモンのテストステロン、女性は卵巣ホルモンのエストロゲンから調子が乱れていくことになります。
このホルモンについて、多くの女性は閉経を含む前後5年間は更年期障害が発生し、その後ホルモンはゆっくりと回復に向かいますが、男性の場合待っていてもホルモンが回復することはありません。

 

このため、男性に限ってはホルモンの分泌量を極力抑えるための対策を取らなければいけません。

更年期障害の日常生活って

男性更年期と自覚しても、まずはあせらず、落ち着き、そして前向きに更年期障害に向き合う気持ちが大切です。
医師と一緒に治療にあたるのも大切なことですが、日常生活の中で自分自身でできる行いをすることも大切です。更年期障害治療のカギは、何よりも患者本人の気の持ち方にかかってくるのです。
食事の改善
更年期障害の原因は加齢による男性ホルモンの減少がほとんどです。更年期障害を治療するためには、疲れやストレスをためない、基本的な生活習慣を全般的に見直さなければいけません。その一つとして食事があります。現代では食の欧米化が進んでいるため、とかく脂肪分の多い食べ物を摂取する傾向があります。

 

なので、和食を中心としたバランスの良い食事をとることが大切です。その中でも更年期障害予防に良い食べ物は、アジ、カキ、山芋、大豆製品、納豆などです。

 

これらの食べ物は、脳の活性化やうつの状態を引き起こす「セロトニン」という神経伝達物質を減らすだけでなく、不足しがちな男性ホルモンを補える効果があります。
夫婦の相互理解を深めましょう
女性側からすると、男性が更年期になることはにわかにも信じがたいことですが、残念ながら男性も更年期になることが明らかとなっています。
おまけに更年期に入るタイミングが男性と女性とで差がないため、結婚している夫婦なら毎日の衝突は避けて通れないでしょう。
そんな時こそ、夫婦共にお互いの意見を尊重し合うことが何よりも大切なことになります。
更年期になった理由についてそれぞれ主張はあるとは思いますが、どちらかが折り合いを付けなければ、夫婦間のトラブルはおろか更年期の症状改善の見通しが立ちません。
苦しいのはお互いによく理解しているからこそ、良き理解者として苦しみを分かち合う必要があります。そうして力を合わせることで、更年期解消の第一歩に踏み切ることができるのです。
加齢のせいだけにしないで
男性・女性が更年期になるのは、ホルモンの減少で起こるものと共通していますが、その原因が加齢によるものであると、女性が男性に一方的に決め付けてはいけません。また、女性は閉経があるから更年期になっても仕方がないということを理由にして、男性にあてつけがましく言うのもよくありません。

 

男性の更年期は、女性と違い目で見える原因がないからです。確かに男性の更年期の原因が加齢によるものという選択肢に間違いはありませんが、ストレスから来るものも数多くあります。

 

仕事場では部下や上司との口論や理不尽な要求を突きつけられたり、家では住宅ローンの返済や、息子や娘が就職を機に家を出ていき寂しさのあまり夫婦で衝突したりと、男性の場合様々な要因が考えられます。
なので男性の更年期はこのような要因が考えられるということを、パートナーに理解を求めなければいけません。一口に加齢のせいと決め付けてはいけないのです。

 

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